
葬儀社とお坊さん・別々に依頼

葬儀社とお坊さんは別々に依頼
お葬式費用の軽減のため、お坊さんは葬儀社とは別々に依頼のこと。
お坊さんに直接依頼すれば紹介料など不要なお金はいりません。
お布施を安くし
葬儀費用の軽減をはかる

格安お布施で葬儀費用を軽減
格安(安い)お布施で、葬儀費用を軽減しましょう。依頼先やお寺によっては、お布施が高額の所もあります。お布施額を抑えればその分葬儀費用の軽減に繋がります。
家族葬の葬儀



「家族葬で葬儀」とは、少人数或は小規模な葬儀をいいます。「家族葬」という言葉は、少人数でも葬儀会館を使用してもらうように葬儀社が作った言葉です。
「家族葬で葬儀」は、一般葬や1日葬で行うことが出来ます。
葬儀・家族葬の時代とともに変化
葬儀の意義
葬儀(お葬式)とは、人を弔うための儀式をいいます。
葬儀は、人の死生観・宗教観が深く関わっていると言われています。
葬儀は、故人を偲び、残された遺族たちが人の死を心で受け止め、そしてその遺族たちの心を癒す儀式であるといえます。
この葬儀に関わってきたのが宗教、日本では仏教です。


現代の日本では、「家族葬」という名前の葬儀が主流となっています。
この「家族葬」とは、少人数でお葬式を執り行う葬儀のことをいいます。
何故、「家族葬」
というのが生まれたのか?
日本の高度経済期(1955~1973)頃から、日本の葬儀は豪華な葬儀を行っていました。
お葬式(葬儀)にお金をかけていたのです。
又、そのころからだと思いますが、「弔問外交」という言葉も生まれました。
「弔問外交」とは、お葬式の場で顔を合わし、お互いに仕事をスムーズに行うため、葬儀式の場で交流を深めることをいいます。
葬儀は、「弔問外交」という言葉を生むほど華やかな葬儀でお金をかけていたのです。
そのような葬儀(お葬式)が、徐々にお金をかけない葬儀に変わってきました。
日本は高度経済期から人々は豊かになり、考え方も時代の流れとともに変わってきました。
今まで、家父長制であった家族が「核家族化」になり、家族間の稀薄化・親戚縁者の稀薄化が生まれ、それに伴ったように「隣の人は何する人ぞ」という隣近所のお付き合いも希薄化してきました。
昭和50年頃はまだ、お葬式となれば隣近所の人が葬儀のお手伝いをしていました。
それが葬儀社の葬儀式場を使用するようになって、核家族化が進むと同時に、葬儀参列者も少なくなってきました。
そのようの状況の中、葬儀社は大きな葬儀会館を所持をしていたものの「大きな葬儀会館」を使用されることが少なくなって大きな葬儀会館は不必要となってきたのです。
大きな葬儀会館
を所持しているということは、光熱費などが非常にかかると思います。
葬儀会館を使用しないで光熱費だけがかかっては、葬儀の経営が成り立たなくなります。
出来るだけ葬儀式場を利用してもらうためには、少人数でもよいから「葬儀式場」を利用してもらう必要があったのです。
兎に角、少人数でも葬儀式場を利用してもらうために「家族葬」という言葉が生まれてきたと思慮されます。
近年では、お葬式は「家族葬で行う」というように、この「家族葬」という名称は定着してきております。
「家族葬」という葬儀が出てきたころは、葬儀社は「少人数のお葬式」という考えで、葬儀社を利用する施主などは、「家族葬」という名だから「葬儀費用が安くつく」という考えで、施主側は今まで通りの葬儀参列者数で葬儀を執り行おうとしたため、葬儀式場には入れなくなるほどの参列者があり葬儀が混乱したようです。
又、高度経済成長期頃から各都市の工業地帯では人手が欲しく、田舎では仕事が少ないため、田舎から多くの人が都市へと人口の流動が起こりました。
家父長制から核家族に移行したことから、年を追うごとに田舎居住の親戚と都会居住の親戚が希薄となって親戚の居住先も分からなくなり連絡も取れず、葬儀への参列者も激減してきております。
そのようなことから通夜のある一般葬に於いても、親戚縁者の居住先が分からず連絡が取れず、親子2名での葬儀もあったと聞きます。
又、令和元年頃からのコロナ感染症の流行によって、「人の移動の制限」「人の参集の制限」によって、葬儀も一段と葬儀参列者数が激減しているのが現状です。
葬儀の現状は「核家族化」というよりも、さらに少人数のお葬式(葬儀)で「同居葬」ともいえるお葬式(葬儀)となっているのが現状だと思います。
葬儀形態も時代の流れとともに変遷してきております。
高度経済世紀ごろはお葬式(葬儀)は通夜のある一般葬が大半でした。
核家族化が進み、葬儀参列者も少なくなって、お葬式(葬儀)自体がこじんまりと執り行うようになって、通夜がある一般葬を執り行うお葬式は激減しているのが現状です。
核家族化によって葬儀参列者数が激減したことによって、葬儀自体が小規模化して葬儀費用も以前と比べればかからなくなってきております。
核家族化・親戚縁者の疎遠化・隣近所の疎遠化などによって、「葬儀にお金をかける価値」がなくなってきているのが現状です。
今の日本は「核家族化」「過疎化」「コロナ禍」によって、少人数の葬儀が好まれ、併せて葬儀にお金をかけないというのが今の日本の葬儀状況ではないでしょうか。
この現象がますます続くものと思われます。
日本は高齢化社会となって、65歳以上の人が三分の一を占めると言われています。
そのような現象から、葬儀業界は一大産業となっています。高度経済成長期には、葬儀社はかなりの収益があったのか、葬儀社の従業員が独立して葬儀社を立ち上げています。
そして、親子での葬儀経営や夫婦での葬儀経営と、かなりの葬儀社が乱立していると思われます。
そのような状況の中で葬儀社は集客の為、色々な形での葬儀を打ち出してきています。
只、喪主など葬儀依頼者は、どのような葬儀にすればいいか、どのような葬儀にすれば安く葬儀を行うかを見分けることは困難な状況です。
まず、葬儀の基本を知っておくべきだと思います。
現代の葬儀の基本は、3葬儀方法
です。
1つが、今まで通りの一般葬の葬儀、2つ目は、通夜を行わない1日葬の葬儀です。
3つ目は葬儀式を行わない直葬の葬儀です。
この直葬の葬儀にあって、火葬場のみでお坊さんのお経をあげる方法を「火葬式(釜前葬)」と言っています。
葬儀の基本はこの3つです。
葬儀業者は、集客の為「無宗教葬」「ワイン葬」「安い葬儀」「華やかな葬儀」と、色々な名称の葬儀を打ち出しています。
色々な名称の葬儀が、葬儀の基本(葬儀の3方法)の上に成り立っていることを念頭に置いて葬儀依頼を行うべきです。



